|
『DOKURO』(ドクロ)は、ガンホー・オンライン・エンターテイメントより2012年7月5日発売されたPlayStation Vita用ゲームソフトである。Vita版の発売後、iOS/Androido版も配信された。 == 概要 == 子供向け絵本のような世界を舞台に、魔王の下っ端でありながら優しい心を持つドクロがドクロとイケメンの力を使い姫を救出していくアクションゲーム。 Team NINJAの一員として『NINJA GAIDEN Σ』等に携わった風間紀明が、本作のディレクターを務めており、子どもができたため、書店の子供向けの絵本コーナーに足を運んでいるうちに影響を受け、このような温かみのある作風でゲームを作りたいと思ったことが本作を作るきっかけになったと語っている〔。 企画の初期段階では普通に騎士が姫を救うという内容だったが、デザイナーが描いた骸骨の絵を見た風間が、「魔王の手下であるこのキャラクターならば面白くないか」と感じて主人公をドクロに変更した上で、騎士とドクロを合わせ、キャラクターの切り替えができるようにもした。 絵本のような作風を大事にしたいという想いと、国籍に囚われない表現をしたいという制作者の考えから、音やセリフを減らし、ゲーム内のアクションの解説は黒板で描いたイラストを通じて行っている〔。また、謎解きだけでなくストーリーを楽しんでもらいたいという観点からクリア時にリザルト画面を表示させなかった〔。結果としてすべてのステージは連続性を保つことができた分、段差を増やしたりギミックを移動させるだけでもそれ以降のステージに影響を与え、スタッフに苦労をかけさせてしまったと風間は振り返っている〔。なお、わかりやすくするためセーブ時に花を咲かせる演出がほどこされている〔。 1ステージ目の難易度はチュートリアルを兼ねているため易しいものになっているが、2ステージ目以降はキャッチコピーである“骨太ギミックアクション”にふさわしい難易度になっている。救済策として、2ステージ以降は10エリアまでパスができるようにしてあるが、10エリアを超えたパスをするには、パスしたステージのどれかを1つでもクリアする必要がある〔。 開発段階ではダウンロードコンテンツの配信も考えられていたが、絵本のように一つのゲームの中で完結したいという考えから、価格決定時にダウンロードコンテンツの発売は行わないという方向に決まった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「DOKURO (ゲーム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|